買い付けて売るだけではない翠香園の取り組み
『買い付けて売るだけではない翠香園の取り組み』の索引
SDGs目標の8:持続可能な経済成長とディーセント・ワーク
翠香園では、SDGsの観点から経営を推進したいと考えています。
例えば、 SDGs目標の8では、持続可能な経済成長と、ディーセント・ワークを推進する、とあります。
これは一言でいれば、経済を支えながら、やりがいのある仕事を創出しよう、ということですね。
お茶の分野で言えば、働きがいのある茶園をいかにして管理していくか。
翠香園では、地域産業の復興のためにも、単に買い付ける売るだけでなく、茶園を作ることも視野に入れています。
取り組みのご紹介
前回の記事でもお茶業界全体の衰退ぶりを説明しましたが、静岡のお茶についても、事態は深刻です。
特に生産者の高齢化により、後継者不足が目立ちます。なぜ後継者が育たないのか。持続可能な地場産業として認識されていないからですよね。
翠香園では、地場産業を育てる、という意味合いにおいて、茶園管理を地元農家さんとともに取り組んでいます。
肥料、農薬すべてにおいて管理をしていって、適正な価格で提供できるお茶を作りたい。
例えば、次のようなことを考えて茶園管理の試行錯誤を繰り返しています。
- 本当の一番茶とは、何なのか。
- お茶にとってストレスのない成長とは何か。
- 現状の相対相場を制するにはどうしたらよいのか。
お問い合わせ
茶園管理に成果が出るようになったら、また報告いたしますが、この記事について、みなさまからのご質問・ご感想もお待ちしています。
- 合わせて読みたい「川村翠香園とSDGs」シリーズ
- グローバルに戦うための日本茶戦略: SDGsの観点から
投稿日: 2021年06月22日